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日高報知新聞

トマトの苗植え 平取養護学校の2・3年生【平取】

普及員の指導を受けてトマトの定植をする生徒

【平取】平取養護学校(小野寺利江校長)の高等部2・3年生のコース別の学習で13日、農福連携事業の取り組みとしてトマトの苗植え(定植)を行った。

 高等部は「ワークコース」「ライフワークコース」「ライフベーシックコース」の3コース別学習がある。この日は「ワークコース」2人(3年生)、「ライフワークコース」5人(2年生)が参加して、トマトの苗100本の定植を行い、日高農業改良普及センター日高西部支所の橋本和幸地域係長、同南辻牧子主査、同北本美穂普及員の3人の職員が指導にあたった。

 「ワークコース」では令和元年から受け入れを行っている荷菜のトマト農家で週1回、午前中の作業を手伝っている。昨年度は、道からの補助金と同校後援会からも支援を得てビニールハウス(9㍍×5・5㍍)を建設した。

 町は、令和2年に地域自立支援協議会と地域就労検討部会を開き、同校の卒業生の就労のための取り組みについて「住居の確保、人口減少、労働力不足を含め、びらとり福祉会、平取農協、農家なども連携して少しずつでも進展するよう検討して行く」としている。

 農業改良普及センターは「順調に育てるために定期的に観察し助言していきたい。達成感を持たせ自信につなげたい」と話している。

 3年生の布施光基さんは「ハウスの中は暑かった。ハウスの中に30本のトマトの苗を定植した。普及員の人に指導してもらい何本も植えていると慣れて楽しかった。花を自分の方へ向けて植えると実をとりやすいことが分かり勉強になった」と話した。

 同校では「畑作り」として昨年も路地に、トマト、キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、枝豆、なす、ピーマンなどいろいろな野菜を植え育てる活動を行っており、9月の第1週に「高等部販売会」を行い、父母や地域の人たちに作った野菜や総合家庭、ものづくり(木工・陶芸など)の作品をそれぞれ販売している。

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