アーニスに図書館を 登別市中央地区まちづくり協、市役所移転受け提言【登別】
登別市役所本庁舎の移転新築に伴う現庁舎跡地の利活用などについて協議している「登別市中央地区まちづくり協議会」(斎藤正史会長)は10日、登別中央ショッピングセンターアーニス内に市立図書館本館を移転し、地域の活性化を図る中間報告を小笠原春一市長に提言した。市教育委員会では、4月から図書館の在り方についての検討を開始しており、中間報告を参考に議論を進める。
同協議会は中央地区の各種団体を中心に構成。若手によるワーキンググループと学生委員会も組織している。2022年11月から活動を開始し、コンセプトを「観光とまち つながるつなげる人と人 ホッとするまちづくり」に決定した。
ワーキンググループが主体となって協議事項を①現庁舎、アーニス周辺の環境整備②中心地にある商業施設の活性化③現庁舎跡地の具体的な利活用方法-とした。
②に関して協議する中で、現在アーニス2階に入居している市観光経済部が新庁舎完成後に移転することから、空きスペースに1972年開館で老朽化が進んでいる図書館本館を移転する意見が多く出た。
空きスペースを早期に解消し、公共施設として整備する場合、国や道の補助制度の活用も検討していくため、先行して協議を実施して中間報告を行うことにした。
図書館本館のアーニス移転について、同協議会はメリットとして駐車場を確保できる、配架のゆとりが持てる、図書館が家庭や職場以外でリラックスできる居場所「サードプレイス」としての位置付けができることなどを挙げた。
課題となる耐荷重性もクリアできる見込み。バリアフリー化についてはアーニス入口の手動ドアを自動ドアに改修することが可能としている。
同協議会では「課題はあるが、解決の見込みがある。図書館を核としたまちの活性化が期待できる」としている。
関連記事
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..
工房、不登校児の居場所に 登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】