ダイオウグソクムシの感触を確かめる子どもたち

　室蘭民報みんなの水族館（室蘭市祝津町、中澤雅樹館長）の「海のいきものふれあい体験」が１日から同館で始まった。第１弾は体長２０センチ以上あるダンゴムシの仲間の深海生物「ダイオウグソクムシ」が登場。子どもたちが感触を確かめ、興味を示した。

　同館では寄贈を受けたダイオウグソクムシを展示中。触れ合い体験には死亡個体を使った。

　大きな甲羅と複数の足という不気味な姿に、子どもたちは「怖ーい」とおびえながらも、飼育員や父母に促され恐る恐るタッチ。「硬い」「足がいっぱいあるね」などと語り、興味津々の様子だった。

　札幌市から母と妹で来た福田理仁君（７）は「思ったより甲羅が硬かった」と何度もブースを訪れた。

　触れ合い体験は６月末までの午後１時半から行われる。触れ合える生き物は飼育員のチョイスで変更する。