短ＳＡＭ（短距離地対空誘導弾）車両の前で記念撮影

【新ひだか】町教委主催のわんぱく教室「静内駐屯地見学」が８月31日、東静内の陸上自衛隊静内駐屯地で開かれ、装備品の見学、指揮通信車体験搭乗、自衛隊員の昼食体験、売店見学などで国を守る自衛隊の理解を深めた。

　町と町自衛隊協力会の共催。小学４年から中学２年生まで15人が参加した。

　自衛隊の仕事を知ろうでは、自衛隊の３つの役割①我が国の防衛（有事の国民の生命と財産を守る）②災害派遣（人命救助や捜索、生活支援、復旧など）③国際平和協力活動（テロや地域紛争を解決するための国際平和のための活動）―などの話しを聞き、日々実務と訓練を行っていることや陸上、海上、航空自衛隊のそれぞれの役割を学んだ。

　屋外での装備品の見学では、短ＳＡＭ（短距離地対空誘導弾）の性能や役割、偵察警戒車（ＣＣＶ）の試乗などで自衛隊車両の説明や動きなども身近で見学した。

　自衛隊食堂では、「ぶた丼」「みそ汁」、「温玉」、「キムチ」、「山わさびサラダ」、「はちみつレモンゼリー」などを試食した。

　兄弟で参加した前川櫂児君（三石中２年）と棟児君（同小４年）は「興味がある自衛隊の仕事が理解できた。一般の人が入れない場所で、駐屯地の中の見学や短ＳＡＭや偵察警戒車などの自衛隊車両を近くで見れた。弟と一緒に楽しい体験ができた」と感想を話した。