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釧路新聞

鳥取 空手全中出場へ 「日本一が目標」【釧路市】

 釧路市立鳥取中学校空手道部が5月18、19の両日、北ガスアリーナ札幌46で行われた第29回北海道中学生空手道選手権大会兼第32回全国中学生選手権大会北海道予選会に出場し、男子団体形で優勝、3年連続で全国大会出場を決めた。釧根勢の全中切符獲得一番乗り。悲願の初戦突破、さらに、全国制覇に挑む。

 全中出場メンバーは主将の岩﨑隆静(3年)、福井悠太(2年)、中山友喜(同)、笹原海翔(1年)、岩﨑輝生(同)の5選手で、メンバー全員が北海道松濤明武会(佐藤和明会長)に所属している。唯一の3年生で昨年に引き続き全中に挑む岩﨑主将を中心にまとまり、腕を磨いている。

 全道大会で釧鳥取は決勝で東神楽(旭川)と激突。力強く、正確な技を繰り出し37・30の高得点をたたき出し、相手より2・2ポイント差をつけて快勝した。全道優勝は狙っていたという岩﨑主将は「いつも通りの形を披露できた。結果もしっかり出せたのでよかった」と振り返った。

 2022年、23年は全道準優勝で全中に挑んだ釧路鳥取。昨季までは、釧路を拠点とする別々の道場の複数の選手で編成して大舞台に臨んだが奮闘及ばず、いずれも初戦で敗退した。今季は5人全員が同門のため、日々の練習の流れの中で団体形の技量を上げ、精度を高めている。岩﨑主将は「気心の知れた間柄で、互いに長所短所も分かっている。コミュニケーションを図り、レベルアップしていく」と意欲を示した。

 全中は8月20~22日、エディオンアリーナ大阪で開かれる。福井選手は「最初はばらばらだったが、少しずつそろってきた。目標は日本一」、笹原選手は「誰が出ても自信を持って、堂々とした形を披露する」、岩﨑輝生選手は「メンバーの一員として、しっかり準備をしていく」とそれぞれ抱負を語った。

 釧路鳥取の監督も務める佐藤会長は、例年より1カ月前倒しで全中出場が決定したことを歓迎。自身が指導した釧路町別保が03年に全中・男子団体形で優勝してから20年以上経過しており「選手たちを見ていて、夢をもう一度という思いが強くなってきた。約3カ月、時間をかけて全中優勝に挑戦できるチームにしていきたい」と話した。

全道覇者として日本一を目指す釧路鳥取中空手道部(左から岩﨑隆選手、福井選手、笹原選手、岩﨑輝選手、佐藤会長)

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