ふるさと納税 お礼封筒に園児の絵 使い道「子どものため」希望増え【池田】
池田町は、ふるさと納税の寄付者に送る寄付金受領証明書の封筒に、町内の池田カトリック幼稚園(中島清子園長)の園児が描いた絵を採用する。他の自治体と差別化し、ふるさと納税事業の活性化につなげたい考えだ。新しい封筒は7月から使用される。
ふるさと納税事業を担当する町地域振興課プロジェクトマネジャーの松野康次さんが発案、幼稚園側も快諾した。近年、寄付者が選べる寄付の使い道で「子どもの育成および教育、夢づくりなどに関する事業」を選ぶ人が増えていることから思い付いた。
原画として縦約1メートル、横1.5メートルの絵が完成した。教諭が描いた池田町のシンボルであるワイン城やブドウを背景に、全園児14人がクレヨンで自分の顔のほか、キリンやゾウ、テントウムシなどを思い思いに表現した絵を貼り付けた。
5月31日に幼稚園で役場への絵の贈呈が行われた。ある男児(6)は「アザラシを描いた。のりで貼るのが大変だった」と振り返った。町地域振興課は「色使いも明るく、池田らしい絵を描いてもらった。寄付者が手にして『何だろう』と見てもらえると思う」と喜んだ。
町のふるさと納税は昨年度、過去最高の6万6639件に上り、寄付額も初めて9億円を超えた。
関連記事
函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..
函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...
桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..
函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...
地元ダンスチーム全道へ 来月29日札幌でコンテスト【釧路市】
釧路市のダンススタジオ「STUDIO YIPPEE」(スタジオイッピー、入江怜菜代表)で練習に励むダンスチーム「SHINECREW」(シャインクルー)が、12月29日に札幌市内で開かれる道内最大...
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】