８４団体・４００人超が熱戦

道内から８４チーム、４００人超の小中学生が参加した道南地区剣道大会。豆剣士たちが優勝を目指して熱戦を繰り広げた

　第６６回道南地区剣道大会（伊達剣道連盟主催）が１２日、伊達市松ヶ枝町の市総合体育館で開かれた。道南地方をはじめ、札幌や帯広などから８４チーム、４００人を超える剣士が集結し熱戦を繰り広げた。地元勢では、伊達網代道場の小、中学生チームがそれぞれ決勝に臨んだが惜しくも優勝を逃した。

　開会式で伊達剣連の奥村道憲会長が出場剣士を激励。来賓を代表し堀井敬太伊達市長が祝辞を述べた。選手を代表し、伊達網代道場の竹内涼選手（伊達中３年）が「きょうは母の日。日頃支えてれる母に感謝の気持ちを胸に刻んで全力で試合をします」と力強く宣誓した。

　試合は小学生低学年、同高学年、中学生に分かれての団体戦（５人制）。それぞれトーナメント方式で日頃の稽古の成果を競った。

　剣士たちは、仲間の声援を受けながら気合十分にメンやコテを打ち込んでいた。１本が決まるたびに大きな拍手と歓声が響いていた。

　伊達網代道場は地元開催とあって必勝を胸に臨んだが、小学生チームは三石翔武館（新ひだか町）に１－２、中学生は函館柳雪館大野道場（函館）２－３で惜敗した。

　結果は次の通り。

　▷小学生低学年　①沼ノ端剣輪道場②音更柳町剣道少年団③新十津川尚武会、函館五稜剣友会
　▷同高学年　①三石翔武館②伊達網代道場③函館柳雪館大野道場Ａ、沼ノ端剣輪道場
　▷中学生　①函館柳雪館大野道場Ａ②伊達網代道場③札幌若草スポーツ少年剣道部、三石翔武館