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十勝毎日新聞

音量探りながら 試験演奏 フェス計画の学生団体【帯広】

騒音計を使い、楽器の音量を測るトカチューンのメンバー

 帯広市緑ケ丘公園での野外音楽フェス開催に向けて活動する学生団体「とかち高校軽音楽振興会・トカチューン」(石川裕大代表)は12日、同公園グリーンステージで、高校生バンドによる試験演奏を行った。騒音計を使って近隣住民の迷惑にならない音量を探るため実施。約150人の観客も訪れ、実際のフェスをイメージしながら楽しんでいた。

 この日、騒音計を使って音量を測定する担当者を、グリーンステージ前と、ステージから半径約350メートル範囲内の住宅街付近4カ所に、それぞれ2人ずつ配置。試験演奏前に住宅街付近で測った生活音の音量が40デシベルほどだったため、演奏中は住宅街付近で聞こえる楽器の音量を40~45デシベルに抑えるよう調整した。

 「Lunettes」(帯広柏葉高)と「ChouChou」(幕別清陵高)のバンド2組がポップスやオリジナル曲など計4曲を演奏。親子で訪れた市内の柴田龍二さん(54)は「近隣住民への配慮も大変だろうが、うまく調整してフェス開催に向け頑張ってほしい」と応援していた。

 グリーンステージを管理する帯広市生涯学習部文化課の職員5人も試験演奏を見守った。フェス開催の見通しについて、同課の天池文彦課長は「近隣住民が今回の試験演奏をどれくらいうるさいと感じたかによる。トカチューンの方々とまた話し合っていきたい」と述べた。

 試験演奏は1時間で終了。石川代表(17)=帯広柏葉高3年=は「ステージ正面となる西側の住宅街では一時、測定された音量が65デシベルになった。対策を練っていく」としつつ、「8月中旬にフェスが開けるよう力を尽くす」と話した。

 トカチューンは、今回の音量の感じ方などを尋ねるアンケートを緑ケ丘公園の近隣4490戸を対象に実施し、19日までに集計する。後日、市に提出し、フェス開催の可否を話し合う。

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