LGBTの情報発信拠点 函館市元町に15日開設【函館】
LGBTなど性的少数者の交流の場を創出する「にじいろほっかいどう」(国見亮佑理事長)は、当事者が安心して過ごせるLGBTの情報発信拠点「はこだてにじいろセンター(はこにじ)」を函館市元町2に15日にオープンする。当事者本人をはじめ周囲の人からの相談にも応じる。国見理事長は「当事者の過ごしやすさにつながれば」と話している。
同団体はこれまで道内で当事者向けの交流イベントを開催。当事者の居場所づくりを目指す施設としては、東京の「プライドハウス東京レガシー」、大阪市の「プライドセンター大阪」といった施設があり、いずれも当事者向けの相談窓口を開設し、LGBTの情報発信の拠点となっている。にじいろほっかいどうは、障害を持つ性的少数者の社会的居場所を確保し、共生の実現を目指す認定NPO法人・北海道NPOファンドの助成金を活用し、センター開設を企画した。
センターは元町の焼きピロシキ専門店「まるたま小屋」近くの民家を改修し活用。施設内にはLGBTの基礎知識に関する書籍や資料、パンフレットを設置するほか、利用者で交流ができるようボードゲームなども用意する。スタッフが常駐し、当事者や周囲の人の相談に応じ、必要があれば関係機関と連携して対応にあたる。開館は基本週4日。利用は1回300円で、ドリンクや軽食も提供する。
4月13、14両日は、プレオープンとして来場者にセンターの意義や利用方法などを説明し、正式オープンに向けてPRした。国見理事長は「函館に当事者の居場所ができたことは大きい。まったりと過ごせる空間を目指すとともに、LGBTに関して知るなら『はこにじ』といわれる場所になれば」と期待を込める。
関連記事
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..
工房、不登校児の居場所に 登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】