旧江差線木古内―江差間廃線10年で写真資料展【木古内】
【木古内】旧JR江差線木古内―江差間が2014年5月の廃線から10年となるのに合わせて、鉄道愛好者でつくる木古内町鉄道資源活用推進協議会(長江郁孝会長)は、町郷土資料館「いかりん館」(町鶴岡)で写真資料展を開いている。
1936(昭和11)年に桧山と函館を結ぶ基幹鉄道として全線開通し、2014年5月11日に運行を終了した。同館には関連資料も多く、会員でもある木元豊学芸員は「廃線から10年。年間を通じて廃線跡をたどっていく人が来館する」と話す。
ラストランの様子や在りし日の沿線風景など写真を中心に45点を展示。このうち、昭和30年代前後のモノクロ写真10点は、80年の木古内駅開設50周年時に寄せられたネガを元鉄道員の会員が保管していたものを現像して初めて公開した。蒸気機関車や同駅にあった立ち食いそば屋の様子など往時を知る貴重な資料となっている。
3~5日の午前10時~午後3時は、鉄道模型・玩具のNゲージ、プラレールの展示、ペーパークラフトなど子ども向けの体験コーナーを開設。展示は31日まで(月曜休館、祝日時は開館し、火曜休館)。
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