ピーマンの成長促進へ、苗の間隔を一定に広げる壮瞥高校の生徒たち。５月１１日の朝市に向けて準備が進む

　壮瞥高校（峯田雅大校長、４２人）の朝市が５月１１日午前１０時から同校第一農場で開かれる。生徒たちが丹精して育てた野菜と草花の苗を販売する。鉢の管理など当日に向けて準備を進めている。

　販売するのは野菜９種類、草花１２種類。野菜はトマトやナス、ピーマン、エダマメ、カボチャ、メロンなど約３千鉢。草花はコリウス、ガザニア、ペチュニア、マリーゴールド、サルビアなど約７千鉢。価格は野菜も草花も１００円から。

　４月２４日には２年生１１人が農業ハウスの中で、約２０センチほどに成長したミニトマトやナス、ピーマンの苗の間隔を一定に広げるスペーシング作業に取り組んだ。それぞれの鉢の通気が良くなり、生き生きと育つという。鉢の位置を調整するなど日光を浴びやすくさせる作業も行った。

　鳴海曖理さん（１７）は「良いものができるように大切に育てました。販売を通して、地域の人たちと交流を深めたいです」と来場を呼びかけている。

　当日は午前１０時から。午前８時半に整理券を配布する。問い合わせは同校、電話０１４２・６６局２４５６番へ。