レモネードを販売する遺愛高生ら

　小児がんの子どもや家族を支援する「レモネードスタンド」が２８日、無印良品シエスタハコダテで開かれた。「北海道レモネードの会」（臼井梨紗代表）のメンバーや遺愛女子高校の生徒らがレモネードを販売し、活動への協力を呼び掛けた。

　レモネードを製造するジンジャービア醸造所「ＨＡＫＫＯ　ＧＩＮＧＥＲ」（後志管内ニセコ町）と同会との共同出店で、函館では昨年に続き３回目。１本５００円で販売し、１本につき２００円が道内の団体に寄付され、小児がん支援に役立てられる。

　同会メンバーのほか、活動に興味を持った遺愛女子高校普通科特別進学コースの３年生１５人が参加。屋外と店内２カ所にブースを設け、総勢２０人がレモネードを売るとともに、小児がん支援に関するパンフレットを手渡した。

　臼井代表（仙台市在住）は「地元の高校生など多くの人の理解と助けにより、３回目の開催ができた。この時期の定番イベントとして定着していくよう今後も活動を続けていきたい」と話していた。