自分が色付けしたイースターエッグをツリーに装飾する園児

　函館市元町の旧イギリス領事館（久野由美館長）は２４日、はこだて元町認定こども園の園児１９人を同館に招き、イースター（イエス・キリストの復活祭）イベントを開いた。園児たちが事前に色付けしたイースターエッグをツリーに飾り付け、行事を祝う歌とダンスを披露した。

　同館は、近隣の保育施設などと一緒に、七夕やハロウィーン、クリスマスを祝う取り組みを行っている。イースターイベントは初開催で、春の訪れを祝おうと企画した。

　園児は、自らマジックペンでカラフルに模様を描いたイースターエッグを、同館１階の記念ホールに設置したツリーに装飾。年長組９人は手遊び歌「まあるいたまご」を元気いっぱいに歌い、年中組１０人は練習したダンス「たまごはエッグ」を仲良く踊った。

　歌とダンスのお礼に久野館長から菓子を受け取った年長組の田名部楓ちゃん（５）は「イースターを祝うのは初めてで楽しかった。食べ物の好き嫌いはなく、卵は好き」と笑顔を見せた。

　園児が飾り付けをしたツリーは、５月２０日まで同館で展示する。