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函館新聞

ペリーと函館、当時の様子は 黒船来航170周年で20日「講演と講談の集い」【函館】

イベントへの来場を呼び掛ける荒到夢形さん(中央)と合格者の会の高屋敷副会長(右)、大西貴夫さん

 はこだて検定合格者の会(山本和雄会長)は、1854(安政元)年の黒船来航から今年で170年となるのに合わせ「ペリー提督来箱170周年~講演と講談の集い」を20日午後1時半から、函館蔦屋書店(石川町)2階ステージで開く。入場無料。事前予約不要で当日直接会場へ。

 米国のペリー提督率いる黒船艦隊5隻は日米和親条約で開港地に指定された箱館視察のため、1854年5月(旧暦の4月)に来航。江戸幕府が鎖国政策を敷く中、開港のきっかけの一つとなった。

 当日は函館の講釈師、荒到夢形さんが「ペリー来航余話」と題して講談。2017年に「全国落語大学」で披露したねたに手を加え、船が停泊したとされる現在の万代町、海岸町付近には当時多くの漁師が住んでいた史実などを基に、艦隊の乗組員と住民の触れ合いを描く。夢形さんは「改良版というよりも新作に近い」と上演に意欲を見せる。

 講談後は、黒船来航時にペリー提督の出迎えにあたった松前藩の勘定奉行・石塚官蔵の子孫で、合格者の会会員の石塚光司さん(横浜市在住)が「ペリーが残したものとは」と題して講演する。

 同会の高屋敷博史副会長は「170周年の節目にあたり、当時に思いをはせながら耳を傾けてほしい」、夢形さんは「講演と合わせて講談を楽しんで」とPRする。

 問い合わせは高屋敷副会長(090・8108・0368)へ。

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