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室蘭民報

写実画の技術アップ 「野田・永山塾」開講、小学生含め受講者38人【伊達】

開講式であいさつする永山塾長

 伊達市にある現代写実絵画研究所絵画教室「野田・永山塾」(永山優子塾長)の開講式が7日、伊達市館山町の伊達市噴火湾文化研究所で開かれた。世界にはばたく人材を目指し、小学生から一般の受講生が1年間、技術の向上を図る。

 国内を代表する写実画家で、現在顧問を務める野田弘志さんが創設した絵画教室。伊達観光物産公社が市の委託を受け運営している。本年度は小中高校生対象の「絵画育成コース」に伊達や室蘭、札幌などから9人、昼、夜クラスのある「大人の写実画コース」には横須賀市や札幌、苫小牧市などの29人が学ぶ。

 開講式で永山塾長は「1年間、根気強く、描こうとするものをしっかり見て、描いてほしい。真摯な気持ちが作品に現れる」と述べた。伊達西小4年の斉藤実悠さんは「永山先生のようになりたいので一生懸命頑張る」とにっこり。

 横須賀市の吹留俊宏さん(67)は、塾の存在を野田さんの本で知り今年で3回目の参加。毎回日帰りで受講するという。「野田先生の絵に対する精神を感じ、力にして勉強したい」と意気込んだ。

 受講生は早速デッサンへ。野田さんは受講生を前に「ただ上手に描くのではなく『深く描く』ことが大切」とアドバイス。受講生からの質問にも気さくに答え、和やかな雰囲気の中、教室がスタートした。

受講生にアドバイスする野田さん

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