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苫小牧民報

樽前山 年内は登山自粛を 「東山コース」は通行止め

樽前山(1041メートル)の登山道再整備が本格化するのを前に、道は2日までに環境保全や登山者の安全確保のため、年内の同山への登山自粛を求める方針を固めた。登山道「東山コース」のほか、苫小牧市の協力を得て7合目まで車で乗り入れられる「市道樽前山観光道線」をそれぞれ通行止めにする。今月中旬にも、関係機関・団体と連携し、周知活動を始める。

老朽化した登山道=昨年7月、樽前山東山コース

 東山コースは、7合目のヒュッテ駐車場から頂上までの延長約1500メートル。管理者の道が1991年度までに、丸太を使った階段やロープの防護柵などを整備した。長年の雨風などで丸太が流されたり、留め具が突き出ていたりと劣化が進んでおり、23年度から2カ年計画で初の改修工事に乗り出した。

 23年度は外輪山付近の防護柵用ロープ約600メートルを新調し、劣化した丸太の一部を除去した。24年度は丸太やベンチを更新するほか、雨水による浸食を抑えるため環境に配慮しながら水の通り道を新設する計画。道は受託業者の選定を急ぎ、11月末までに作業を終えたい考えだ。

 7合目駐車場には今後工事車両が入り、大量の資材も保管される見通しで道は期間中、東山コースへの立ち入り規制を決定。3月には胆振総合振興局、環境省、北海道森林管理局、苫小牧市の関係部署、地元山岳会の各代表者が協議し、工事中の登山自粛を促すことで一致した。

 7合目から風不死岳方面を経由して東山頂上に至る通称「お花畑コース」については、登山者が行き交い、自然に生まれた道で管理者が明確でない点も考慮。市道樽前山観光道線は冬期間の交通規制を経て例年5月下旬に規制を解除しているが、市は来春まで規制を継続する方向で、通行は関係車両のみ認める見通しだ。

 近年、コロナ禍のアウトドアブームで年間3万~4万人の登山者が訪れている樽前山。市観光振興課によると、23年度は2月末時点で3万134人に上っている。

 同振興局環境生活課の徳永昇課長は「安全面や自然環境への配慮から、今年の樽前山登山は自粛をお願いしたい」と呼び掛ける。

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