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函館新聞

縄文アクセスマップを作成 インバウンド向け多言語 渡島総合振興局【函館】

渡島総合振興局が作成した「インバウンド向け縄文アクセスマップ」

 渡島総合振興局は、世界遺産「縄文遺跡群」の構成資産を有する函館市南茅部地区への外国人観光客の誘客を図ろうと「インバウンド向け縄文アクセスマップ」を作成した。駅や空港など5カ所に設置し、各所からのアクセス情報を中国語、英語など多言語で表示。縄文文化の一層の認知度向上につなげる。

 垣ノ島遺跡、大船遺跡のPRにつなげようと、振興局では魅力を紹介する冊子「渡島の縄文ガイド」を作製しイベントやパネル展で配布してきた。コロナ禍明けで道南を訪れるインバウンドも増加する中、縄文文化に触れてもらおうとマップを初めて作成した。

 マップはA3またはA4判。日本語、英語、中国語の簡体字、繁体字、韓国語に対応した5種類を作成。JR函館駅、新函館北斗駅、函館空港、津軽海峡フェリー函館ターミナル(港町3)、函館クルーズターミナル(若松町)の5カ所からの車やバスでの移動時間を掲載し、地図では南茅部地区の位置を明確に示している。

 マップ上の二次元コードを読み込むと、遺跡や市縄文文化交流センターまでのバス路線やタクシー、レンタカーの情報も網羅的に調べられる。

 駅と空港、津軽海峡フェリーではマップのパネルを設置し、クルーズターミナルでは4月以降に掲示する。A4判三つ折りのパンフレット型のマップも作成。函館ホテル旅館協同組合、函館湯の川温泉旅館組合を通じて加盟ホテルに設置する。

 振興局環境生活課は「パネルやパンフレットを南茅部地区に足を運ぶきっかけとし、より多くの人に縄文の魅力を知ってもらいたい」としている。マップは振興局のホームページでも公開している。

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