地元のワインの味と魅力語る 函館空港でランチ付きトークショー【函館】
道南のワイン生産者や食の専門家によるトークショーが10日、函館空港で開かれた。約40人が参加し、用意されたランチやワインを楽しみながら、繰り広げれられるワインについてのトークに耳を傾けた。
函館空港を運営する北海道エアポート函館空港事業部の主催で2回目。
トークショーにはワイナリー農楽蔵(北斗市文月)の佐々木賢さんとフレンチレストランのメゾンフジヤ函館(函館市元町)の藤谷圭介代表、ワインバーのワインダンサー(同市若松町)のオーナーソムリエ・高村誠一郎さんが登壇。函館出身のフリーアナウンサー・佐藤麻美さんの進行で「食とワインのマリアージュ」と題し、道南のワインについて語った。
佐々木さんは北斗市にワイナリーを作るきっかけとして、「気温や湿度が条件にぴったりだった」と説明した。 農楽蔵のワインを自身の店でも扱う藤谷さんは「ワインのコンセプトを聞いて興味を持った。函館には良い食材、良いワインがたくさんあるので作り手から消費者へもっとスムーズに提供することができればさらに良さが広がっていく」と語った。
世界中のワインをバーに取り揃える高橋さんは「最近は道南のワインに興味を持つ客も多く、地元のワインが身近になってきている」と楽しみ方が変化していることを紹介。また、「数年後には自家栽培でブドウを作り、ワインを製造するワイナリーも増えていくと思う。生産地ならではの個性がで出てくるので今後の道南のワインが楽しみ」と期待を寄せた。
ランチにはメゾンフジヤ函館の地元食材を使ったランチボックスや農楽蔵の赤ワイン「わやれっど2022」などが提供され、こだわりの料理を道南のワインとともに楽しんだ。
食後には同レストランがつくった、ワインのポリフェノールなどが結晶化してできる「オリ」を使用したチーズケーキが振る舞われ、参加者は特別なチーズケーキを味わった。
関連記事
地元ダンスチーム全道へ 来月29日札幌でコンテスト【釧路市】
釧路市のダンススタジオ「STUDIO YIPPEE」(スタジオイッピー、入江怜菜代表)で練習に励むダンスチーム「SHINECREW」(シャインクルー)が、12月29日に札幌市内で開かれる道内最大...
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】