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苫小牧民報

編み物で被災地支援 能登半島地震 住民団体「つむぎ」 毛糸の小物手作り 厚真

厚真町の住民団体「つむぎ」(村上朋子代表)は、厚北地域防災コミュニティセンターならやまで開く「あつまるカフェinならやま」で毛糸を使った手芸品を作り、完成品を能登半島地震の被災者に贈って支援しようと取り組んでいる。2018年9月の胆振東部地震で、全国から贈られた支援物資に助けられた経験から「能登半島の被災者の癒やしになれば」と願いを込めて作業を進めている。

毛糸で小物を作る「あつまるカフェinならやま」の参加者たち

 同団体は、富里や幌内、高丘など北部地域の住民から「何かやりたい」との声を受け、サロン「あつまるカフェ」を22年12月から定期的に開き始めた。これまでタッチセラピーやドライフラワー作りを楽しみ、23年8月には北部地域の農家らが野菜や手作り雑貨を持ち寄って販売する「ならやまマルシェ」を初開催した。

 今年に入って能登半島地震が話題になり、胆振東部地震後、全国から届いた思いが込められた編み物に癒やされたことを思い出した。被災経験のある自分たちができることをして、被災者に気持ちを伝えようと、カフェで毛糸の小物作りを企画した。

 7日も住民11人がカフェに参加し、町社会福祉協議会が用意した毛糸を使い、編み図を見ながらコサージュなどを編んだ。現地に郵送しても、今はまだ被災者が混乱する可能性があるため、時期を見計らって送る準備を進めるという。

 村上代表は「震災後、私たちは編み物の作品を見て助けられたので、当面の間はカフェで小物作りを行い、能登半島地震の被災者に届くようにしたい」と話した。

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