七飯町モルック協会設立、体験会通じ町内で普及【七飯】
【七飯】フィンランド発祥のスポーツ・モルックを町内で広めようと、七飯町モルック協会(川村主税会長、会員10人)が立ち上がった。週2回、町スポーツセンター(本町5)で体験会を開き、モルックの普及に努めている。
アジア初のモルック世界大会が8月に函館市で開催予定。道南でも徐々にモルックの認知度が高まる中、町民から「やってみたい」といった声があり、川村会長(53)などが中心となり1月に設立した。メンバーは10代~80代。3月は毎週火曜、水曜の週2回、町スポーツセンター第三体育館で体験希望者を募り、体験会を開いている。
5日にあった体験会には会員ら約10人が参加。郷六優輝副会長(43)からルールの説明を受け、3チームに分かれて対抗戦に臨んだ。ルールを確認しながら、実戦形式でモルックに触れた。会員の藤川清吉さん(80)は「ルールも簡単で楽しみやすい。体力に合った運動量でいい汗をかけます」と笑顔だった。
町内会や学校、福祉施設などに出向き、モルックの楽しさを伝える普及活動に取り組み、大会への出場も目指す。川村会長は「モルックは無理なく、気軽に参加できるスポーツ。車いす利用者など幅広い層に楽しんでもらい、町内の競技人口を増やしていきたい」と話している。
同協会では会員を随時募集中。体験会への参加希望も含め、問い合わせは川村会長(080・5595・8043)へ。
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