優秀賞を受賞した服部さん（中）。左は佐野部長、右は玉手校長

【新ひだか】令和５年度林野火災予防に関する作品募集ポスター原画の部で、知事賞の優秀賞を受賞した静内小（玉手広昭校長、児童２９８人）の服部怜那（れいな）さん（６年）に４日、同校で佐野弥栄子日高振興局地域産業担当部長から表彰状と記念品が伝達された。

　道が、林野火災の予防啓発を広く行うため、毎年、道内の小学校の児童を対象に、林野火災予防をテーマとした標語・ポスターを募集。昨年、審査委員会が開催され、全道から標語２１３点、ポスター３９３点の応募の中から最優秀賞１点と優秀賞２点が決まった。

　同校では、林野火災予防ポスターの制作に学校の授業で取り組み、夏休み前に完成し応募。服部さんの作品が見事に優秀賞を受賞した。

　表彰状と図書券を受け取った服部さんは「２週間前に知らされ、賞を取れてびっくり。とてもうれしい。林野火災で山に住むたくさんの動物たちが住みづらくなることを表現した。大切な森林を守っていってほしい」と話した。

　佐野部長は「作品は、大胆な構図と色使いで、見る人がひきつけられるすばらしい作品」とほめたたえた。