管内証券各社も歓迎 日経平均4万円突破【十勝】
東京株式市場の日経平均株価が4日、史上初の4万円を突破したことを受け、十勝に営業拠点を持つ証券各社は「投資家などの動きが活発。投資への関心が高まり、新規相談も伸びている」などと歓迎ムードだ。一方で、高値は半導体関連など一部銘柄の伸びが大きいことなどから、「経済全体を冷静にみる必要がある」「投資が根付くかの正念場。丁寧な対応が必要」などの声も聞かれた。
ほくほくTT証券帯広支店の財津成吾支店長は「バブル期の高値を更新し、4万円超えは多くが予想していた。顧客などと話題になることが増えたが、4日は特に多かった」とする。
同支店では高値に比例して今年に入り取引が増え、支店開設以来目標としてきた預かり資産100億円を突破。今年度下半期取引額は現時点で上半期比2割増えた。財津支店長は「1月から新NISAも始まり、投資への関心が国内でも高まっている」と説明。「日本株は半導体関連中心に海外投資家からの買い基調はある程度続くとされる。国内でも、米国成長株を中心に投資に積極的な姿勢は変わらない」と期待した。
北洋証券帯広支店の二階堂順啓支店長は「半年ほど前から(投資への)盛り上がりを感じる」と説明。特にこの2週間は既存・新規含め、相談や問い合わせが通常の1.5倍に増えた。「米国の半導体やAI関連などの銘柄指定での問い合わせが増加。以前はあまりない傾向。先日も80代女性から、米国の半導体株のスポット買いの問い合わせが来た」
野村証券とかち帯広営業所の眞壁茂希所長(釧路支店長兼務)は「日経平均を見ても半分以上は上がっておらず、急伸しているのは半導体など一部」と指摘する。「今回の盛り上がりは業界にとっては大きなチャンス。投資が一時のブームに終わらぬよう、資産形成としての長期・分散・積立の意義などをしっかり説明していきたい」と話していた。
関連記事
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..
工房、不登校児の居場所に 登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】