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日高報知新聞

看護師の道へ新たな一歩 浦河看護専門学校第32回卒業式【浦河】

卒業式を終え記念撮影の卒業生たち

 浦河赤十字看護専門学校(学校長・大柏秀樹浦河赤十字病院長)=浦河町東町ちのみ1=の第32回卒業式が1日、隣接する浦河赤十字病院4階体育館で開かれ、3年間の学業を終えた11人が看護師の道へ一歩を踏み出した。

 在校生17人と父母ら約20人、池田拓浦河町長ら来賓5人が出席して卒業生の門出を祝福した。

 大柏学校長が卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡し、皆勤賞の小原菜奈香さんと舘有沙さんを表彰したあと、式辞で「初心を忘れず、学び続ける姿勢を持ち、優しく信頼される看護師になり、地域医療に貢献することを願っている」と激励した。

 来賓の池田町長は「苦楽を共にした仲間との友情を胸にこれからの看護師の道にまい進してほしい。これから接する方々は病気や不安を多く抱いている患者やその家族。優しい心と誠意を持って病気に立ち向かう患者さんに寄り添ってほしい」とお願いした。

 続いて在校生代表の和田鷹宗さん(2年)が卒業生との思い出を振り返りながら「学校生活が終わり、社会人として一人の看護師として新たな不安や辛いこと、苦しいことが皆さんの前に立ちはだかるかもしれません。そのときは、共に過ごした仲間や後輩の私たち、先生、家族を頼ってください」と送辞。

 卒業生代表の小原菜奈香さんは、3年間の学校生活や新型コロナの影響を振り返りながら「これからも赤十字の基本原則である『人道』を胸に患者さんに質の高い看護を提供できるよう日々努力していきたい。3年間乗り越えてこれたのは遠くから応援し支えてくれた家族がいたからこそ。これからは支えてくれた恩返しをするとともに立派な看護師になります」と決意を述べた。

 このあと、卒業生から出席者へ、在校生から卒業生へ歌が贈られた。  卒業生の主な進路は、6人が浦河赤十字病院、2人が釧路赤十字病院、ほか、京都第二赤十字病院、日高徳洲会病院各1人などとなっている。

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