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日高報知新聞

二風谷小と道内3校 画像や映像のねらいは? オンラインでメディア・リテラシー学ぶ【平取】

自分の意見を述べる二風谷小の児童たち

【平取】NHK札幌放送局主催の「つながる!NHKメディア・リテラシー教室」が2月22日、オンラインで行われ、二風谷小(遠山昌志校長)5年の貝澤心浩(みひろ)君と二ツ川陽菜さんが参加した。同放送局をキースタジオに道内の4小学校をつないだ。

 情報があふれる社会で「送り手の意図を踏まえ、情報を読み解く力」や「影響力を意識して情報を発信できる力」など「メディア・リテラシー」を身につけることの重要性が増している。NHKでは、子どもたちのメディア・リテラシー向上の教育に対する公共メディアの社会貢献として2021年度から実施。北海道エリア版は、昨年度に続き2回目。

 今回は、「画像や映像のねらいを読み解こう」をテーマに、受け手として、画像や映像には狙いや思いが込められていることを知り、送り手として撮影や制作をするとき「誰に、何を、どう伝えたらよいか」について意識させ、画像の加工はどういった場面でどういう加工なら許されるかを考えることで、画像や映像を読み解くリテラシーを高める内容。二風谷のほか、網走市立白鳥台(5、6年)、旭川市立北光(5年)、檜山管内乙部町立乙部(同)の4校が参加した。

 二風谷小は、ドッジボールが盛んなことや、アイヌ文化学習を楽しく学んでいること、実際にアイヌ語でじゃんけんをしている場面を参加学校に紹介。他の3校の特色の紹介にも耳を傾け、自分たちの学校以外のことを知った。

 最後に各学校から意見を出し合い、受け手として送り手の思いを想像すること、送り手として受け手の気持ちを想像することが大切と確認した。

 参加した2人は「最初はとても緊張したが慣れてきて意見が言えるようになった。一人ひとり考え方に違いがあり、考え方によって答えが違うことがわかった。学習したことをもとに映像を見ようと思う。とても良い体験になった」と話した。

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