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函館新聞

はまなすバッティングセンター20日開業 イチイ元専務の小林さんが一念発起【北斗】

眠っていた施設を借り受け「はまなすバッティングセンター」を3月20日にオープンする小林さん

 【北斗】野球少年や幅広い市民に親しまれ、昨年10月に閉店した「イチイバッティングセンター」(函館市田家町)の運営会社に勤務していた小林基良(きよし)さん(55)が、北斗市七重浜8に「はまなすバッティングセンター」を3月20日に開業する。15年ほど前に閉店した屋内型打撃練習場を借り受けて通年営業する。小林さんは「練習場所がなくなって困っていた子どもたちや、幅広い人たちに来てもらえればうれしい」と話している。

 イチイバッティングセンターは給食事業などを手掛けるイチイ(函館市深堀町)が1979年に開業し、土地所有者との契約条件の影響で昨年10月で営業を終了。以降、道南では函館市内の大規模アミューズメント施設以外に打撃練習ができる場所はなくなっていた。

 小林さんはイチイの元専務。「利用客の約6割は子どもで、子どもたちが楽しんでやっていたのでかわいそうだった」と一念発起して独立。かつて屋外型バッティングセンターに併設され、「はまなすリトルドーム」として使われた七重浜の施設を借り、以前と同じ名称で営業する。長年眠っていたピッチングマシンの状態も良好で、一部を改修。計4打席(右3、左1)を備えており、球速80キロ~130キロの設定でバッティングを楽しめる。併せてゴルフのバーチャル練習場も3ブース設置し、ゴルファーの練習環境も整備する。

 2月中旬から改修工事に入り、チラシも作るなど急ピッチで準備を進める。小林さんは「『はまなす』と聞けば覚えている人も多いと思う。子どもたちが喜んでくれているとの声を聞いており、励みにしたい」と話している。

 料金は1ゲーム(15球)券330円、5ゲーム券1100円、20ゲーム券3300円(いずれも税込)、バーチャルゴルフは1人につき9ホール1100円、18ホール2200円(同)。火曜定休。問い合わせは同センター(090・2871・9900)へ。

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