松前町長選告示まで1カ月 石戸氏と若佐氏一騎打ち公算大、斎木氏見送り【松前】
【松前】任期満了に伴う町長選(3月19日告示、同24日投開票)は告示まで1カ月となった。自営業、石戸保氏(50)と、前副町長、若佐智弘氏(63)=共に無所属新人、表明順=の2人が立候補に向けて活動を加速している。一方で出馬を検討していた現職町議の斎木良太氏(41)は18日までに今回は見送ることを決断した。2012年以来の新町長を決める選挙戦は石戸氏、若佐氏の一騎打ちとなる公算が大きくなった。
3期目の現職、石山英雄町長(68)が昨年9月に4選不出馬を明かし、後継指名はしなかった。同11月に石戸、若佐両氏が相次いで出馬の意向を示した。選挙戦となれば16年以来8年ぶり。両陣営とも町内を一巡し、後援会員の拡充に注力する。
石戸氏は人口減少が進む中にあっても松前に再び活気を取り戻すことを念頭に活動。「空き家が目立つが一方で物件を探している人も多い。高齢者からは座りながらでも働ける場所があればといった意見も聞く」と話し、地域課題を掘り起こし、思いを巡らせる。
石山町政下で14年から副町長を務めた若佐氏は、再生可能エネルギーを中核とするまちづくりを進める考えを強調。「この先3年が松前の大きな転換期。しっかりとした方向性を決めなくてはならないことが多い。町民の求めを確認し、応えていく」と力説する。
また、1月25日の立候補予定者説明会に出席した町議の斎木氏は町長選の争点が見えないとして出馬を模索。周囲から後押しする声があった一方で、トップで初当選を決めた昨年6月の町議選から日が浅いこともあり、斎木氏は「任期を全うしてからであれば(出馬が)納得できるという声があった」と話す。町議の活動を続けながら時機をうかがう。
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