頒布会のチラシを手にＰＲする冨原さん

　【七飯】箱館醸蔵（町大中山１）は、創業３周年を記念し頒布（はんぷ）会を行っている。酒米３品種で造った限定日本酒６本について、各２本を４、７、１２月に蔵元から直送する。価格は１万６５００円で、申し込みは３月１１日まで。

　同社は２０２１年２月１１日、道南唯一の酒造会社として酒造りを始めた。日頃の感謝の意を込めるとともに、同社が持ち得る醸造技術と酒造りへの情熱を注ぎ込んで醸した特別な酒で、頒布会を初めて企画した。

　４月は「吟風」を使った「純米大吟醸磨き三割」「生もと純米磨き六割五分」、７月は「彗星」を使った「純米大吟醸磨き三割五分」「生もと純米吟醸磨き五割」、１２月は「きたしずく」を使った「純米大吟醸磨き二割八分」「白こうじ仕込み特別純米磨き五割五分」で、いずれも７２０ミリリットル。

　酒米とコメこうじは七飯産、横津岳の伏流水を使用、アルコール分は未定。冨原剛取締役（４６）は「３年間培った技をお披露目したい。精米歩合と造り方にこだわった限定品をぜひ味わって」とＰＲする。

　同社の公式オンラインストアから申し込む。オンライン決済で支払う。問い合わせは同社（０１３８・６５・５５９９）へ。