輪投げを楽しむ参加者

　【北斗】社会福祉法人函館緑花会（坂本徳広理事長）が運営する「ふれあい食堂いこい」（本郷２）で１６日、９周年を祝う会が開かれた。地域住民ら約４０人がゲームやクイズを楽しみながら、和やかに節目を祝った。

　いこいは２０１５年２月、平屋の空き家を改装し開業。日替わりランチ（３０食限定、３００円）を週３日、コーヒー（１００円）を週５日提供しながら、交流の場として地域住民に開放している。

　実行委員長の花巻昭英さんが「無事に９周年を迎えられた。今後とも大いに利用してほしい」とあいさつ。「おめでとう」の掛け声に合わせ、乳酸菌飲料で乾杯した。

　景品が当たる輪投げやクイズ大会で大いに盛り上がり、床に敷いたマス目を踏まないように進む「ふまねっと運動」も楽しんだ。最後は輪になって全員で「北海盆唄」を踊り、食堂で昼食をおいしく味わった。

　週１回通っているという対馬千代子さん（８３）は「とても楽しい。知り合いが増え、認知症予防にもいい」と話していた。