櫻井会長と子どもたちとビラッキーも参加して行われた点灯式

【平取】町商工会主催の「第22回義経雪あかり」が３日、本町のふれあいセンターびらとりで開かれ、約３００人が来場してイベントを楽しんだ。

　１月30日から始めたアイスキャンドルづくりは商工会青年部と商工会が中心となり、今年は寒さが厳しい日が続いたため、作業は順調に進み２月２日に５００個が完成した。

　ふれあいセンターの階段には、平取小児童が描いた絵を役場と観光協会の職員が灯籠（とうろう）として飾り、同青年部が製作した雪の滑り台も人気を集めていた。

　点灯式には、町公式キャラクター「ビラッキー」も参加して町民と記念撮影したほか、センターの壁面には色とりどりのプロジェクトマッピングで雪あかりに華を添え、緑、赤、白色のアイスキャンドルが足元に並び、雪の白との対比が幻想的。

　午後５時半からはうどん（２００食）、ココア（３００杯）が無料提供され、７時からの「義経ビンゴゲーム」では、豪華賞品の人気ゲームやおもちゃ、買い物券などが当たり盛り上がった。

　平取小６年の清野優斗君は「ビンゴが目当てで会場に来た。毎年来ているが中々賞品が当たらないでいる。今年は何とかゲットしたい」と意気込んでいた。

　町商工会の櫻井幹也会長は「少し出足が遅かったが、用意した無料のうどんやココアはすべて配った。寒い時期にしかできないイベントを楽しんでもらいたい」と話した。