道内各地からの参加チ ームが熱戦を展開

【平取】第26回全道ＰＫグランプリ（実行委主催）が４日、二風谷ファミリーランド総合グラウンドで開かれ、小学生から一般まで75チームが参加して優勝賞品の町特産品の「最高級Ａ５ランクびらとり和牛」獲得を目指しＰＫ戦を繰り広げた。

　競技は１チーム７人で編成し選手５人によるＰＫ戦。小学１～４年生の部、同５～６年生の部、中学生の部、高校・一般の部の４部門に分かれて競った。高校・一般はリーグ戦と決勝トーナメントで行われた。

昼食に「びらとり和牛・黒豚」を味わい交流を深める参加者たち

　今年も昼食のびらとり和牛・びらとり黒豚のバーベキューに誘われ、管内はもとより札幌、旭川、苫小牧市など全道各地の小学生から一般まで75チーム、大会関係者50人、仲間や家族らの応援を含め約７００人が会場を埋めた。

　参加者たちは雪に足を滑らせながらも力強いシュートや、好セーブを連発し、寒さを吹き飛ばす熱気にあふれた。

　遠藤桂一町長は「（ＰＫグランプリは）毎年恒例のイベントとなり、仲間と合流して楽しむチームもある。天候にも恵まれ、和気あいあいとスポーツをしながら美味しいびらとり和牛・びらとり黒豚を食べて楽しんでもらいたい」と話した。

　札幌から参加した小林雄治さんは「22、23年と連続して参加し、年１回の楽しみにしているイベント。年数も重ねているので世代交代もしてきている。平取の美味しい肉を食べれて満足」と笑顔で話した。

　高校・一般の部では新ひだか町の「シリエージョ」が優勝。山本宏樹さんは「前々回初めて３位になった。昨年は予選敗退したが、今年は優勝を目指しみんなで楽しんだ結果。子どもたちにも頑張った所を見せられた。平取町に感謝」と喜んだ。

　結果は次の通り

　▽小学１～４年生　①苫小牧北斗Ｄ（苫小牧市）②イソボノス（同）③苫小牧北斗Ｃ（同）

　▽同５～６年生　①ヨコボノス（苫小牧市）②シマボノス（同）③苫小牧北斗Ａ（同）　

　▽中学生　①清田緑（札幌市）②モリナガーノボノス（苫小牧市）③マンチェスター明野（同）

　▽高校・一般　①シリエージョ（新ひだか町）②レジェンズ（札幌市）③ペーター（苫小牧市）