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日高報知新聞

静農高生考案 「ハスカップザンギ」がW受賞 高校生チャレンジグルメコンテスト 10日からコープで期間限定販売【新ひだか】

グルメ大賞を受賞したザンギ三姉妹の右から土田さん、田中さん、唐川さん、千代教諭

【新ひだか】昨年10月に開かれたコープさっぽろ主催の「第11回高校生チャレンジグルメコンテスト」に出品した、静内農高生考案の「日高昆布香る ハスカップザンギ」がグルメ大賞(知事賞)とコープさっぽろ賞をダブル受賞した。昨年も食品科学科3年生5人が考案した「日高昆布香る ライスワッフル(ビビンバ風)」が同大賞を受賞しており、2連覇を達成した。

 高校生チャレンジグルメコンテストは、高校生が自らメニューを考え、調理し、発表するコンテスト。地元食材を生かし、地元の大人と協力してオリジナル料理を開発するもの。

 全道から参加した11高校12チームが7人の審査員を前に、ターゲットやコンセプト、食べ方、セールスポイント、地域食材などをプレゼンテーション。TKPガーデンシティPREMIUM札幌大通で実食審査などが行われ、7つの賞が決定した。

 審査員からは「から揚げ×昆布の発想がすばらしい。ヘルシーなザンギだが物足りなさを感じさせない旨みと、添えられた日高昆布のおいしさをしっかり伝えられている。販売することをしっかり見据えて商品化していることも高く評価した」と講評があった。

 食品科学科1年のチーム「ザンギ三姉妹」で参加した土田百花さんは「入学してからいろいろな人に協力してもらい、できあがった商品がダブル受賞できてとてもうれしい。コープさっぽろの店舗で販売されるので、いろいろな人に食べてもらい、コンブの良さとザンギを知ってもらいたい」、唐川凪伎(なぎ)さんは「ザンギを食べてもらい、新ひだか町の良さを知ってもらいたい」、田中とわさんは「初めての商品開発で不安なところが多かった。私たちが一生懸命に作ったザンギを多くの人に食べてもらいたい」と喜びを噛み締めていた。

 食品科学科の千代武志教諭は「コンテストに出場した生徒は放課後も遅くまで残り努力を重ねていた。大会当日も直前まで発表練習を重ね、1年生とは思えない素晴らしい発表ができていた。生徒が考えた作品は、地域の皆さんと考えたもの。商品化の際は購入していただき、青春の味を味わっていただきたい」とたたえた。

 商品は10日から約1カ月間、コープさっぽろしずない店のほか、全道のコープさっぽろ107店で期間限定販売され、しずない店では農高生がPRと販売を予定している。

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