連携協定を結んだイエロースターズの平野共同代表（左から３人目）、佐藤副市長（同２人目）ら

　函館市は、男子バレーボールチーム「北海道イエロースターズ」を運営する北海道イエロースターズ（札幌）と地域振興・スポーツ振興に関する連携協定を結んだ。スポーツを通じ地域活性化や、市内のバレーボールの人気拡大を図る。

　イエロースターズは、２０１６年にサフィルヴァ北海道として設立。２３年６月、チームブランド向上のためロゴマークの一新や、子どもに覚えやすく親しみを持ってもらうため名称を変更した。現在はＶ２リーグに所属している。協定締結は１月３１日。

　イエロースターズが自治体と結ぶ協定は、空知管内沼田町に次いで２つ目。市がチームの広報活動を推進することや、ホームゲーム試合会場の確保、市主催のイベントに選手を派遣することなどを想定している。市の施策ＰＲやバレーボールの競技人口拡大のため、相互に連携協力する。

　佐藤聖智子副市長と協定を結んだ平野龍一共同代表は「イエスタの特徴はファンに子どもや家族連れが多いこと。函館市と連携し、実のある成果を上げるため多くのチャレンジに取り組む。まずは３月中旬の函館アリーナで行うゲームで、多くの来場者に観戦してもらえるよう工夫を凝らしたい」と話した。