Uターンラッシュピーク 新函館北斗駅混雑 飛行機利用から切り替え客も【北斗】
【北斗】年末年始を道南など古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが3日にピークを迎えた。JR新函館北斗駅では帰省客に加え、2日夕に羽田空港で発生した航空機衝突事故の影響で新千歳空港や函館空港発の羽田行きの便が欠航したため、北海道新幹線へ切り替えた乗客も見られた。
JR北海道によると、上りの新幹線の予約は3日がピークで、一日平均の予約率は約40%。同日午後0時15分発はやぶさ28号の予約率は80%で、新函館北斗を出発し、新青森以降はほほ満席となった。
実家のある札幌へ帰省し、羽田空港の事故の影響で新幹線に切り替えたという神奈川県相模原市の公務員、福島純平さん(49)は「本来は2日午後7時半発の便で新千歳から羽田へ向かう予定だった。一度実家へ戻り、今朝の特急北斗で新函館北斗へ来た。仙台までの指定席は取れたが、仙台から先は立ち席で行くしかない」と話し、疲れた様子だった。
宮城県名取市から家族3人で訪れた主婦、鈴木祐子さん(58)は「10年前に函館に住んでいたことがあったので、久しぶりに家族で旅行を楽しみました」と話した。
JR北海道では、新千歳空港の混雑を緩和するため、札幌午後3時4分発の函館行き臨時特急と、新函館北斗で接続する同7時4分発東京行き臨時新幹線はやて546号を運行した。
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