北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

釧路新聞

初日の出に感激 船上で新年幕開け祝う【釧路市】

 釧路の海から初日の出を拝むツアー「船上から眺めるKUSHIRO初日の出クルーズ!2024」が1日、釧路フィッシャーマンズワーフMOOの対岸発着で行われた。昨年に続く2度目で、総勢19人が乗船。初日の出に感激しながら、気持ちを新たに新年のスタートを切った。

 観光船運航や貸しオフィスなどの事業を営むアイコム(釧路市愛国西1、佐久間陽介社長)の主催。同社は「SEACRANE(シークレイン)」(15㌧、定員43人)によるサンセットクルーズやナイトクルーズを提供している。

 参加者は午前5時30分に集合し、ライフジャケットを装着した後、同6時船旅に出発。防波堤などの障害物がなく、きれいに初日の出を見ることができる約3㌔離れた地点に到着するまでは、お正月らしい甘酒や冷え込む海上で体を温められるホットワイン、つまみのスナックなど、用意されていた飲み物や軽食に舌鼓を打った。

 優雅な船旅を過ごして迎えた同7時10分ごろ、雲に隠れていた太陽が出現。日の出を告げる汽笛が鳴るとそれぞれが祈りを込めながら手を合わせたり、写真を撮るなどしていた。

 降船後は餅まき大会が行われ、さらなる正月気分を味わった。このほか、クルーズ中に撮影した写真を8日までに同社へメールを送ることで参加できる「フォトコンテスト」も開催。大賞に選ばれると、現金1万円が当たる。

 市内から両親と参加した城山小3年の山岸つばささん(9)は「船から見る初日の出はきれいで、みんなが健康に過ごせるように祈った。寒かったけど、また乗りたい」と笑顔。母の真利子さん(42)も「貴重な体験ができた。来てよかった」と話していた。佐久間社長は「無事に初日の出を拝むことができてよかった。この体験を正月の楽しい記憶の1ページに残してもらえれば」と話し、来年の実施にも意欲を示した。

船上から初日の出を眺める参加者

関連記事

苫小牧民報

生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も  安平

安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...

苫小牧民報

クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ

苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...

室蘭民報

狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】

 道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...

室蘭民報

12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】

 西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...

室蘭民報

健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..

工房、不登校児の居場所に  登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス