女性コーラスなど楽しむ 浦河わらしべ園でクリスマス会【浦河】
浦河町西舎の障がい者支援施設浦河わらしべ園(上中正人施設長)は23日、恒例のクリスマス会を開催した。町内で活動している女性コーラスグループを招いたコンサートや職員によるハンドベル演奏などで施設利用者たちはクリスマス気分を楽しんだ。
同園では、コロナ禍以前の冬季行事として“餅つき会”を行ってきたが、感染状況などに配慮してコロナ禍以降、クリスマス会としてイベントを行ってきた。今年は、制限を設けながら利用者の家族も招き、浦河高校、えりも高校、浦河赤十字看護専門学校の学生・生徒らがボランティアとして参加。町内のコーラスグループ「コール・リュミエール」によるクリスマスコンサートなどを実施した。
クリスマス会では、コール・リュミエールのメンバー総勢25人によるクリスマスソング4曲の歌声を披露。利用者も一緒に歌うなどして楽しみ、4曲全てが終わると「もう一回!」とアンコールの声が上がり、最後は“東京ブギウギ”などのノリの良い2曲を選曲し、利用者も手拍子や手に持っていた鈴を振りながらコンサートを盛り上げた。
このあと、職員によるハンドベル演奏が行われ、利用者からの「がんばれー!」の声援を受けながら職員たちがクリスマスソングをきれいな音色で奏でていた。
昼食では、ケーキも味わい利用者らはクリスマス気分を満喫した。
上中施設長は「地域のコーラスグループの方にも参加していただき、施設利用者も家族も楽しい時間を過すことができた。グループ名のリュミエールの意味は光。来年が、利用者やご家族に光が降り注ぐ一年になってほしい」と話していた。
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