国際大会で3位、ダブルダッチ「ABLAZE」 逆境を乗り越え、笑顔の快挙【伊達、壮瞥】
壮瞥町のHKR JUMPROPE CLUB(ジャンプロープクラブ、川南光代表)所属の小学生チーム「ABLAZE(アブレイズ)」が、「ナショナルダブルダッチリーグ・ダブルダッチホリデークラシック」(3日、米ニューヨーク)のNOVICE(13歳以下)部門で見事3位に入賞した。メンバーは「国際大会で3位になって楽しかった」と声をそろえて喜んだ。
米国に向かう途中、1人が体調を崩して参加できなくなったため、急きょ4人でパフォーマンスができるよう変更した。それでも本番では練習でできなかったことをやり遂げることができたという。
ダブルダッチは、2本のロープを用いて回し手と跳び手が、多種多様なテクニックを披露するスポーツ。大会は3部門あり、NOVICE部門にはアブレイズと米国チーム5チームの6チームで3分間パーフォマンスを競い、アブレイズは総得点でトップと14点差の142・5点だった。
リーダーの上名結衣さん(壮瞥小6年)と弟の颯介君(同小5年)は「会場のアポロシアターでやれることはできた。ステージと観客の距離感が印象的」、斎藤侑君(伊達・東小5年)は「観客から話しかけられたり、ダッチでの交流ができた」、橋本彪我君(伊達西小3年)は「国によって違いが感じられて勉強になった」。欠場した武田晃弥君(壮瞥小5年)は「出られなくて残念」と話した。
川南代表は「彼らの集中力と、逆境やプレッシャーに負けないところに、本番は驚かされた。現地の人たちが彼らをたたえてくれたことがうれしかった」と語った。
アブレイズは、国内の45チームがエントリーした大会で予選を勝ち抜いた6チームによる決勝で優勝し、国際大会出場を決めた。
壮瞥町で20日、田鍋町長への大会報告で訪問する。
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