日高地域の隠れた魅力発信 ウェブマガジン「Hi―MAG」創刊【新ひだか】
【新ひだか】日高を楽しく面白くするウェブマガジン「Hi―MAG(ハイマグ)」が、このほどスタートした。日高在住の地元有志5人を中心に、道内外のメンバー5人を加えた編集部で運営。プロデュサーに東京都在住の詩人・御徒町凧(かいと)さん(東京都)を招き、この日高エリアを内と外の両視点から深掘り、隠れた魅力を発信する。
ハイマグは日高の「食」や「自然」「文化」など各地の観光情報や地域で暮らす人々などを町民ライターが取材し記事を執筆する住民参加型のコミュニテイメディア。現在、鮮魚店主のインタービュー、三石のアスパラ生産の様子、新冠のグランピング施設の紹介、新冠に移住した人のインタビューなど7つの記事を掲載している。
御徒町さんは、1977年東京都生まれの詩人。2006年第1詩集「人間ごっこ」を出版。詩人としての執筆活動にとどまらず、舞台演出や楽曲制作、コンテンツプロデュースなど幅広く活動。現在は、東京以外にも活動の拠点を広げ、地方創生などにも取り組んでいる。御徒町さんは「ひょんなきっかけで日高地方に出入りするようになったが、東京や都心部では感じられない生きることに根ざしたリアルな感覚や感情がある。ハイマグを通じて、この面白さをもっと多くの人にシェアできたら、世界がもっと良くなるんじゃないかと期待している。個人的には、創作意欲が増すので、できるだけ日高にいられる時間を増やそうと考えている」と話している。
町民ライターの募集は、ハイマグのホームページで受け付けている。問い合わせは、編集部(☎0146・49・0232)へ。
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