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日高報知新聞

クリスマスの雰囲気を楽しむ 日高振興局 園児を招きXマスツリー点灯式【浦河】

サンタクロースから園児に積み木のプレゼント

 日高振興局は13日、浦河町栄丘の日高合同庁舎エントランスホールで町内の幼稚園・保育園児を招いてクリスマスツリー点灯式を開催した。園児たちは、道有林の間伐材を活用したトドマツのクリスマスツリーに飾り付けをしたほか、器楽演奏やダンスでクリスマスの雰囲気を楽しんだ。

 日高振興局林務課が、子どもたちに木や森への理解と興味を深めてもらう木育教育推進の一環として、毎年実施しているクリスマスイベント。町内の夢の国幼稚園・保育園と浦河フレンド森のようちえんの年長組園児58人が参加した。

 クリスマスツリーは、新冠町内の道有林から樹齢12年ほどのトドマツ1本を日高森づくり協同組合が寄贈し、ツリーに飾り付けるオーナメントは、日高産のアオダモを使ったコースターを事前に各幼稚園に配布し、園児らが思い思いに色付けしたり絵をかいたりしながらデコレーションしたもの。

 この日は、サンタクロースに扮した生田泰日高振興局長とトナカイのカチューシャを付けた佐野弥栄子地域産業担当部長も参加し、子どもたちと一緒にツリーに飾り付けをし、電飾点灯のカウントダウンを行った。

 ツリーが完成すると、園児たちによるクリスマスソングの器楽演奏やダンスが披露され、観覧に訪れていた保護者や振興局職員、合同庁舎を訪れた地域住民らが拍手を送り、会場のクリスマスムードを盛り上げた。

 園児たちには、サンタクロースの生田振興局長からそれぞれの園で子どもたちが木のぬくもりを感じながら遊べるように、道産木材を使った積み木がプレゼントされた。

 生田振興局長は「木育として、小さな子どもたちが木に触れることができるクリスマスイベントを楽しんでもらっている。毎年、職員も子どもたちと一緒に楽しみながら運営に取り組んでいる。今後も継続していきたい」と話していた。

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