きね握りペッタンペッタン 網走幼稚園で恒例のもちつき
【網走】認定こども園網走幼稚園(大林晃園長)で5日、園児のもちつきが行われた。毎年恒例の行事で、園児が一生懸命にきねを振るい、つき上がったもちは警察や消防など、日ごろお世話になっている人たちの元に届けた。
この日は、大林園長のほか、園児の父親5人が〝助っ人〟で参加。教諭が「この人は、だれですか」と問いかけると、ちょっと照れながら「僕のパパ」と立ち上がり、お父さんの元へ駆け寄ると「頑張ってね」と励ましていた。
大林園長がもちつきに使われる米と、ふだん食べているご飯の米の違い、もちつきに使う道具などを説明した後、蒸したもち米がうすに入れられると、園児から「うわぁ」と声が上がった。
マイクを向けられた園児が、評論家よろしく「おいしそうですねぇ」とつぶやき、笑いが起きるなど、みなもちつきが待ち遠しそう。 お父さんたちがきねを手にぺったん、ぺったんともちをつき始めると、見ていた園児は「ガンバレ!ガンバレ!」と声をかけたり、もちつきの歌などでお父さんたちを応援した。
もちがある程度つき上がったところで、いよいよ園児の番。年長組から潤に3人ずつ、きねを振るった。
子ども用の小さいきねながら、さすがはお兄さん、お姉さんらしく、お父さんたちに負けないみごとなきねさばきを披露。周りの園児もきねの動きに合わせて「よいしょ、よいしょ」と掛け声を送っていた。
このあと年中児、年少児と順についていったが、やはり年長児に比べぎこちなさはあるものの、うすから出る音はもちつきそのもの。みな笑顔でもちつきを体験していた。
この日の昼食は雑煮で、園児たちは自分できねを振るったつきたてのもちに「おいしい」と舌鼓を打っていた。
関連記事
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..
工房、不登校児の居場所に 登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】