手取菓子舗の「いちごけーき」 どさんこプラザ 有楽町店で1位を獲得【浦河】
浦河町大通3の菓子店梅月堂手取商店(坂井ゆみ社長)で製造販売している「いちごけーき」が東京都内の北海道どさんこプラザ有楽町店で11月の1stルーキーズランキングで1位を獲得した。浦河産いちごを使用した商品にリピーターも増えているという。
北海道どさんこプラザは、道が設置するアンテナショップで、道内で製造・加工された水産加工品、農畜産品、乳製品、酒類、民工芸品を取り扱っている。道内はもとより、東京都内を中心とする関東圏、仙台、名古屋、大阪の国内主要都市のみならず、東南アジアなど海外でも店舗展開し、道産品の展示・販売を通して道内企業のマーケティング活動の支援を行っている。
同店では、どさんこプラザで新商品を3カ月間販売し、その過程で得られた情報をマーケティング活動に役立てるテスト販売制度を利用して、10月からの3カ月間、どさんこプラザ札幌店と有楽町店の2カ所に浦河産イチゴ「すずあかね」を使った「いちごけーき」と「浦河小唄いちご味」を出品。
今回10月から11月のテスト販売期間に新商品として販売されている100品の中から「いちごけーき」が有楽町店で見事1位を獲得。札幌店では3位となった。また、「浦河小唄いちご味」は有楽町店4位、札幌店7位と好評だ。
「いちごけーき」は、すずあかねのピューレといちご餡を生地に練りこみイチゴチョコレートでコーティングした焼き菓子で、「浦河小唄いちご味」はいちご餡が入ったパイ菓子。同店で一つひとつ手作りしている。
ランキング1位を獲得し注文数も増えている状況に坂井社長は「経営難だった時期もあった中、会社全体での新商品開発や宣伝などに取り組み、日高信金の経営相談でのアドバイスをいただくなど、さまざまな方々の協力があったおかげで、こうした明るい話題に恵まれるようになってきた」と話す。
「いちごけーき」と「浦河小唄」は、定番商品として常時販売しており、同店では「普段のお茶菓子としてだけではなく、お使い物やお土産、ご進物、供物などの盛り菓子としてもご利用いただければ」とPRしている。
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