旗を手に安全運転を呼び掛ける浦河、門別、静内警察署長ら

【新冠】年末に向けた冬型の交通事故を防止するため道の駅「サラブレッドロード新冠」の駐車場で11月29日、静内、浦河、門別の３警察署が合同で安全運転啓発活動を行った。

　この日は冷え込む天候の中、静内署の千葉則幸署長、門別署の伊藤昇一署長、浦河署の星川茂生署長ら各署員約20人と静内地域交通安全活動推進委員７人が参加。道警マスコットキャラクター「ほくとくん」も応援に駆け付けた。

　開始式で、千葉静内署長は「これから冬に向かい、初めてとなる３署合同啓発活動で悲惨な交通死亡事故を１件でも減らすために連携して対策を強化していきたい」、伊藤門別署長は「国道２３５号、２７４号、２３７号線の３路線の管轄で、大型貨物輸送の自動車の往来が多い。日勝峠はすでに路面が凍結しており、路外逸脱事故なども発生。凍結路面でのスピードダウンや急ブレーキ、急ハンドルの防止など、地域、職場ぐるみで交通安全運動に取り組んでいただきたい」、星川浦河署長は「これからは風雪によるスリップ事故が懸念され、３署で力を合わせて啓発することで１件でも交通事故を抑止していきたい」とそれぞれあいさつ。

　参加者たちは、道の駅に立ち寄る客に各署で準備した飲酒運転防止のポケットティッシュや交通安全啓発のマスク、チラシなどを手渡し、安全運転を呼び掛けた。

　最後に、国道２３５号線沿いで「スピードダウン」の手旗を持ち、走行車両に安全運転を訴える旗の波啓発を実施した。