中心部 イルミ輝く 4.5万個 駅北で点灯式【帯広】
帯広市中心部の冬を彩るイルミネーション点灯式が2日、JR帯広駅北口で開かれ、ぬくもりあるオレンジ色の光が辺りを包んだ。点灯は来年2月23日まで。
今年で22回目。十勝電気工事業協同組合青年部(板倉利幸部長)がシンボルツリーのハルニレの木やハートのオブジェなどに約4万5000個のLED電球を取り付けた。昨年に引き続き、今年も高校生ボランティア団体「十勝高校生団体CAN-PASS」が提案した青色のトンネルイルミネーションも登場した。
点灯式では、帯広市内のヒップホップダンススクール「スタジオハーミット」がダンスを披露した。おびひろイルミネーションプロジェクト実行委員会の林佑太実行委員長が「帯広の街中は大型店閉店の話題もあるが、イルミネーションのように変わらず続くイベントもある。心は温かく、明るく点灯を迎えてほしい」とあいさつ。米沢則寿市長や商店街などの関係者9人とキッズサンタ7人が点灯ボタンを押し、平原通りなどの電飾も含めて一斉に明かりがともった。
キッズサンタを務めた女児(9)は「ボタンを押す時は緊張したけど、電気がついた時はとてもきれいだった」と話した。
点灯式では、帯広商工会議所女性会からの寄付金贈呈も行われた。寄付額は6万円。同会の蔦井美津枝会長から林実行委員長に目録が手渡された。
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