標津産ホタテ、バター味わって 漁協、農協が全世帯に配布【標津】
標津漁協(平井敏雄組合長)、同漁協漁船漁業部会(同部会長)、標津町農協(千葉実組合長)は1日、町内約2300世帯に活ホタテとバターを無償配布した。基幹産業を支える町民への感謝の気持ちを示す恒例行事として、バターが1990年から、ホタテは2000年から毎年実施している。
この日は、午後1時ごろから町内会の代表者らが同漁協ホタテガイ養殖作業施設を訪れ、漁業者が早朝に水揚げし、袋詰めにした1世帯当たり約2㌔(9~10枚)のホタテと同農協職員が用意した1世帯当たり200㌘入り2箱のバターを受け取った。
このうち、栄町内会(武田義昭会長、44世帯)では、各会員が標津神社の敷地内に設けられた配布場所を訪れた。同町内会の役員からホタテとバターを受け取った会員は「毎回楽しみにしており、ホタテを刺し身やバター焼きにして食べたい」と笑顔を見せていた。
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