十勝初 道産材認証ローソン 新得産カラマツ使用【帯広】
新得産カラマツなど道産木材を内外装に使った「ローソン帯広西21条南4丁目店」が1日、オープンした。ローソン(東京)が昨年から進める地域密着戦略の一環。同店は同社としては十勝で初めて、道の「HOKKAIDO WOOD BUILDING」認証を受けた。
同認証は道産木材を一定基準使用した住宅以外の建築物が対象。道内で約60の登録がある。十勝では2例目、商業施設では初。
同社は2022年3月に「北海道カンパニー」を設置し、道産材を使った店舗建設などを推進している。道内では13店目。パチンコ店「オペラ」の東側に位置し、敷地面積1541平方メートル、店舗面積214平方メートル。駐車場は17台。管内ローソンでは初めて店内に完全分煙の喫煙コーナーも設けている。
通常店より広めの面積で、帯広地方卸売市場のジンギスカンや、岩田水産の道産素材珍味など管内企業の商品も取り扱っている。敷地所有者はオペラを経営するジェネシスグループのソフトアイランド(音更)。オールライズ(北見市、十河克浩社長)がフランチャイズで運営する。
午前8時半からオープンニングセレモニーが行われ、十河社長に十勝総合振興局の芳賀是則局長から同認証の木製登録証が交付された。同店は1日の来店者数1000人を目指す。ローソン上級執行役員の廣金保彦・北海道カンパニープレジデントは「木材の温かさ、地産地消を推進し、十勝一番店を目指す」と話した。
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