ミニショベルに体験試乗する園児たち

【新ひだか】静内御幸町６の認定こども園マーガレット幼稚園（大森康正理事長・大澤篤子園長、園児２２０人）の年長組66人による「建設機械の見学・体験乗車」が10日、出口組機械センター車庫（中野町）で開かれ、園児たちが現場で働く建設機械を学習した。同行事は毎年開催され今年で12年目となる。

　バスで到着した園児たちは、出口組の小笠原裕輔工事係長から穴掘りや土をダンプカーに積載するショベルカー、土を押すブルドーザーなどの説明を聞き、職員がショベルカーのアームを動かしたり、旋回する動きを見せると、園児たちからは大きな拍手が起きた。

　小笠原工事係長は①機械の黒い油には触らない②アームの先端のバケットに気をつける―ことなど２つの約束をして体験乗車が始まった。車庫内にホイルローダーや大小のショベルカーなど５台の建設機械が並べられ、職員９人が園児の安全をサポートしながら、それぞれ好きな建設機械に乗車し歓声を上げていた。

　園児たちは「レバーにさわってみた」「楽しかった」「また乗りたい」などと笑顔で話した。