力強い演奏に聴き惚れる 荻伏中吹奏楽部の定期演奏会【浦河】
浦河町立荻伏中学校吹奏楽部の第33回定期演奏会が10月28日、同校体育館で開かれ、大勢の保護者や地域住民が訪れ、生徒たちの力強い演奏に聴き惚れた。
同校吹奏楽部は1年生3人、2年生1人、3年生5人の計9人で活動。3年生は今回で最後の演奏会。同部のスローガン「心華」には聴く人の心に華を咲かせようという思いが込められている。川越未遥部長は「このメンバーでの演奏が悔いの残らないものになるよう、そして今まで支えてくれた保護者や先生、地域の人々への感謝の気持ちを込めて楽しんで演奏します」とプログラムに記した。
開幕は部員9人のほか、演奏指導などで世話になっている顧問や同校卒業生らで演奏の「マーチ・スカイブルー・ドリーム」。続く日胆地区吹奏楽コンクールでも演奏した「佐々楽舞幻想」では迫力ある音で来場者の心を掴んだ。「パート・オブ・ユア・ワールド」、「いつも何度でも」「アメイジング・グレイス」で第一部を終えた。第2部は「UNDER THE SEA」、「炎」、「もののけ姫」など5曲を演奏し、会場からはソロを終えると生徒をたたえる大きな拍手も。
第3部は「新時代」や「情熱大陸」、「宿命」など4曲を演奏し、来場者たちは目を閉じて音に集中しながら力強い音に聴き惚れ、大きな拍手を送ると、生徒たちも清々しい表情を見せていた。
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