馬やカヌーで釧路周遊 来秋の商品化へテストツアー
【標茶、鶴居、釧路市】馬や汽車、カヌー、自転車などさまざまな移動手段を使い、釧路川や釧路湿原を周遊する「うまたび×かわたび」のテストツアーが10月28日と11月1日、標茶町と鶴居村、釧路市にまたがり行われた。標茶町内の旅行事業者により来年秋の商品化を目指す。
「うまたび×かわたび」は、標茶町と民間事業者が馬を核とした地域づくりを目指す「道東ホースタウンプロジェクト」と、釧路開発建設部が連携して2021年から行っている取り組みで、北海道開発局の「かわたびほっかいどう」の大賞を受賞している。
テストツアーの初日は雨で一部変更があったが、標茶町内を馬で出発し、途中汽車を使って塘路駅まで行き、カヌーで細岡まで下るという行程。2日目は新釧路川の右岸堤防を鶴居村の温根内ビジターセンターに向けてホーストレッキングし、馬に負担がかからないかなど検証した。
旅行商品は、2~3泊で釧路湿原を周遊しながら自然や温泉を楽しむものを計画しているという。同プロジェクト総合プランナーを務める合同会社ホースタウンリンクの岡本昌代表は「馬を使うため少人数のツアーになるが、喜んでいただけるのは間違いない。ある程度の集客は見込めるだろう」と手応えを話した。
佐藤吉彦町長は「普段入れない区域に入れるだけで希少価値が高い。乗馬と川下りを組み合わせたツアーはなかなかなく、来年の茅沼温泉オープンに合わせて魅力ある商品をつくりたい」と期待を示している。
関連記事
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..
工房、不登校児の居場所に 登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】