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室蘭民報

冨樫選手、準優勝に貢献「経験を生かしたい」 アジア軟式野球、道選抜主将【伊達】

堀井市長に準優勝を報告した冨樫選手

 中学野球チーム・西胆振BBC所属の冨樫秀斗選手=伊達中3年=が台湾で行われた、「嘉義市112年諸羅山杯アジア軟式野球大会」に北海道選抜として挑み、準優勝に輝いた。キャプテンとしてチームをけん引。北海道とは違う気候の中、厳しい戦いの連続だったが「選手や指導陣、応援してくれた親や仲間のおかげで勝ち取った準優勝です」と感謝した。

 大会は台湾・西南部の嘉義市で、10月24~28日に開催。道選抜のほか日本からは福岡、宮城の両選抜、台湾の21チームの計24チームが出場。3チームによる予選リーグ戦と同リーグ1位による決勝トーナメントを行った。

 道選抜は、20人で構成。冨樫選手は昨年U-14の道代表にも選出されており、豊富な経験とリーダーシップを買われ、主将に抜てき。身長166センチ、体重54キロの右投げ左打ち。中学野球部は捕手。選抜では二塁手を務める予定だったが、練習で右手小指を痛め外野手として臨んだ。

 道選抜は予選リーグ全勝で決勝トーナメントへ。冨樫選手はけがの影響で、代打、代走としてチームを支えた。準決勝、決勝は5番右翼で先発出場。優勝をかけた決勝は台湾のチームに0-1で敗れたが、「しっかりミートでき、きれいなヒットを打てた」と自信の一打を放った。さらに今大会8打数3安打で打撃賞3位を獲得した。

 同30日に堀井敬太伊達市長に大会出場と成績を報告した。現地は気温30度を超え、体調を崩す選手もいて「苦しい状況だった」。それでも結果を残せたのは「周りの支えがあったからこそ。つらい状況を克服するというこの経験を、いろいろなところで役立てたい。そしてプレースタイルが違う台湾の野球を今後の野球に生かします」と誓った。

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