人気を集めたハロウィンカボチャの絵付け体験の子どもたち

【様似】町産業団体等連絡協議会主催の秋の味覚が盛りだくさん「さまに地場産フェア」が10月29日、町中央公民館前駐車場で開かれ、町内外から約５００人（主催者発表）のほか、ハロウィンの仮装した子どもたちが訪れにぎわった。予定していた秋鮭の掴み取りは不漁により中止となった。

　この日は秋晴れの心地よい気温の中、手打ちそばやたこ飯などの飲食コーナーに多くの人だかりができ、ジャガイモとタマネギの詰め放題、特別栽培米「アポイ米ななつぼし」、サケの山漬け、アポイ豚、希少となるバッコウヤナギ、ホオノキのまな板などの販売コーナーもにぎわいを見せ、なかでもジャック・オ・ランタン作り体験「ハロウィンカボチャの絵付け体験」が特に人気を集めた。

　マリオや人気アニメのキャラクター、ロボットに仮装した子どもたちは本部で菓子をもらい満足げな様子。カボチャの絵付け体験では自分の顔よりも大きなカボチャにマジックで顔や名前を書いたり、自由にデコレーションした。

　また、正午からダンスサークル「ＨＵＮＧＲＹ」によるダンスパフォーマンスで会場を盛り上げ、フェア締めくくりとなる様似のもち米を使った「もちまき抽選会」にも大勢が参加。番号札がついたもちを拾った参加者たちは米や干し魚セット、サケの山漬けなどをプレゼントされ、この日一番の歓声をあげていた。