売却総額は13億1241万円 サラ1歳 2日間のオータムセール開幕【新ひだか】
【新ひだか】16日から静内神森の北海道市場で開かれた、今年最後のサラブレッド1歳馬競り市「オータムセール」(日高軽種馬農協主催)は17日に終了した。
2日間の合計は、前年比9頭増の435頭(牡201頭、牝234頭)が上場し、同比1頭増の330頭(牡159頭、牝171頭)が落札され、売却総額は前年比2068万円増の13億1241万円(税込)、売却率は75・86%、平均価格は397万7千円だった。
16日は、197頭(牡81頭、牝116頭)が上場し、155頭(牡66頭、牝89頭)が落札され、6億8233万円(税込)。売却率は78・68%、平均価格は440万2129円。
17日は、238頭(牡120頭、牝118頭)が上場し、175頭(牡93頭、牝82頭)が落札され、6億3008万円(税込)。売却率は73・53%、平均価格は360万457円。
セール中の最高額取引馬は、1日目に上場された日高町幾千世のBlooming Farm生産の牝馬「ジャポニカスタイル2022」(父スワーヴリチャード)を河野勇樹氏が1980万円で落札。
今年の全セールの売却総額は、187億6347万円(税込)となり、前年の165億1573万円(税込)の13・6%増となり過去最高を記録した。
今年の5セールを終えた同農協の古川雅且組合長は、「中央競馬だけでなく、地方競馬の売り上げも、セリ市場や軽種馬生産を活気づけている。上場馬の質も年々向上し、来年以降も好況が続けられるよう、生産者と共に努力していきたい」と語った。
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